大阪日日新聞 コラム散歩道掲載記事 「人生経験からの助言」 守田悦雄
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「人生経験からの助言」

 猛暑のなか、リクルートスーツの若者とすれ違うと、心の中で頑張れよ!と、また、しっかり自分をアピールする準備ができていますか?と心の中でつぶやくことがよくある。それは、数多くの応募書類を見て、また求職者と接した経験と、自ら失業保険を受給した人生経験からかも知れない。

 企業の人材には、企業の財産になる「人財」、いてもいなくてもいい「人在」、いると困る「人罪」の三通りがある。企業側は、当然「人財」となり得る人を採用したいと考えている。就職活動の応募書類は、求職者を理解するうえで、重要な選考書類情報である。有効求人倍率が改善されていることは、求職者にとって良いことである。しかし、30歳を過ぎ、年齢を重ねるほど苦戦している求職者も多い。

 初めて、応募書類を見るのも出会いの一つであり、いつも感じるのは、その記載内容である。一人一人には、歩んできた人生の違いがあり、また資質、業務能力、資格、感性などにおいても全てが異なる。それぞれの人生経験から財産となるものを持っていると思う。まさに「十人十色的」である。しかし、応募書類から応募者に強い「関心」を持たせる内容が少なく、「十人一色的」な内容形式の応募書類が実に多い。

 自分を商品と考え、自分の販促用のパンフレット・チラシと思って「採用・企業側の立場から考え」、一見で自分という商品を訴求する記載表現方法が必要である。そうすれば今までの応募書類よりも良い書類ができ、チャンスが生まれると思う。

 年齢を問わず、新しい職場に入り戦力となり、さらに成長し、人財になるためには「素直な心、謙虚な心、反省の心、感謝の心」と「利他の心」が大切である。笑顔とこの心を持ち続けて「心がけ」から「習慣」とし、そして「性格」にする実践力が、極めて重要である。また、仲間、上司など相手に安心される人でないと、何も始まらない。

 そのためには、例えば「報告・連絡・相談を速やかに」して、まず「安心」される社員になり、安心から「信頼」される社員になる。そして信頼から「尊敬」される社員になることを知り、努力をしなければ、存在感のある社員になれない。

 人間性・資質は、業種・業界が変わり、転職しても必ず通用するものである。専門的な知識と経験などは、気づき、感じて、積極的に行動すれば、時間が解決するものである。

 これらのことを完全に理解し、自ら歩んだ人生を振り返り、応募書類で是非とも、相手に「警戒心」を感じさせることなく「関心」から「安心」を届け、納得・「得心」させて、採用を「決心」させるように「心と言葉・表現と行動を一致させる」ことを考えて、就職活動をすることである。

 立場・発想を変えれば、壁は破れ、新しい道は開く。このことは、営業活動などにも言えることである。求人、求職者の両立場を経験した人生からの思いである。



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