美味しさ・味づくり

嗜好性の向上

美味しい味づくりのための「酸味料」の有用性

酸味は5基本味の一つで、食品のおいしさに寄与するとともに食欲増進や消化吸収を助ける働きをしています。


クエン酸、乳酸、リンゴ酸、酢酸などの酸味成分がレモン、リンゴなどの果実やヨーグルト、漬物などの発酵食品、 マヨネーズやドレッシングなどの調味食品に含まれて、おのおのの食品のおいしさの重要な要素であるとともに食品の風味を特徴づけています。


酸味料とはこれらの食欲増進や消化吸収を助ける役割もしているのです。

美味しい味づくりのための「酸味料」の有用性
1.基本味としておいしさに寄与します。

果実、ワイン、ヨーグルト、ドレッシング、漬物などほとんどの食品には、酸が含まれ、これらの食品の味を特徴づけています。フルーツ系の酸味はクエン酸やリンゴ酸が、 酢の酸味は酢酸が、発酵食品の酸味は乳酸や酢酸が主役を担っています。酸味料は、加工食品に酸味を賦与し、そのおいしさに寄与します。

2.食欲を増進させ、また消化吸収を助けます。

適度な酸味は、おいしさだけでなく食欲を増進したり、消化酵素の分泌を促し消化吸収を助ける効果があります。梅干の効用が特に有名ですが、 これは梅に含まれるクエン酸やリンゴ酸によるものです。また、すしの酢もこの効果が大といえます。また、酸味料により食品のPHが下がり、微生物の生育や増殖が抑えられます。 古くから酢でしめることなどにより食品を長持ちさせる家を働かせてきました。すし、サラダなども味だけでなく酸による腐敗抑制に役立っています。 酸味のことなら サンミロンシリーズ製品で。